雑誌のプロが選ぶ「第5回雑誌大賞」発表

今月、雑誌編集長や書店員が選ぶ「第5回雑誌大賞」が発表されました。昨年7〜12月に出た雑誌を対象に、約200人が投票した結果です。

大賞は昨年12月1日発売号の文芸特集が話題になった「ブルータス」(マガジンハウス)。準グランプリには昨年5月発売号から誌面を一新した「ポパイ」(同)と、高級ブランドとコラボした万年筆などの付録が支持された「モノマックス」(宝島社)が選出された。

まず大賞の「ブルータス」は常に新しことを考え、特集企画に力を注いでいます。それが雑誌の誌面や内容からわかります。誌面にいい緊張感を感じます。その点は「pen」も同じですが、企画内容において多少マンネリ?

準グランプリの「ポパイ」ですが、まったく誌面刷新し、内容充実を図り、見違えるような雑誌になりました。私もあまり雑誌を買わないのですが、このリニューアルの1号は買いました。それだけ、気を引く企画でした。

もうひとつの「モノマックス」(宝島社)は見ていないので、何とも言えませんが、グリコのおまけがよかったのか・・・・・。このやり方は女性誌では慣例になっています。もう雑誌の企画・構成・内容だけでは読者に訴求しないのでしょうか。

それから、個人として注目の雑誌は「WIRED」でしょうか。昨年(だったか)、いまの「WIRED」に変わったときから読むようになりました。結構最近は面白い記事もありいいと思っています。

この雑誌大賞がこれからどのくらい続くかわかりません。遅かれ早かれ、アナログからデジタルに変わります。新聞・雑誌・本という従来の紙媒体が電子化されるのも時間の問題です。

BRUTUS (ブルータス) 2013年 4/1号 [雑誌]        POPEYE (ポパイ) 2013年 04月号 [雑誌]
 
 
Mono Max (モノ・マックス) 2013年 04月号 [雑誌]        WIRED VOL.7 GQ JAPAN.2013年4月号増刊