長友啓典『装丁問答』(朝日新書)

今日は長友啓典さんの『装丁問答』(朝日新書)を読みました。

この本ははじめの<”装丁”にルールなんてない。無限の可能性がある!>から終わりの<装丁は人である。>(伊集院静さんの解説)の間で著者と本と装丁を紹介しています。

特に装丁家の紹介には力が入っていました。知っている人もいましたが、知らない人も多く、改めて装丁という世界の広さ、深さを知ることができました。

本来装丁家は裏の人だったのですが、本の制作に関わるひとり…本のスタイリスト…として、もっと表に出ていいと思いました。

いい本はいい装丁で!(当然のことですが) 文章にもその人が出るように、装丁にもその人が出ます。

最後に、長友さんの「僕のバイブル」(この一冊!であると同時に思い出の一冊)は自身装丁の虫明亜呂無さんの『スポーツ人間学』(毎日新聞社)です。


装丁問答 (朝日新書)