気になる一冊『商店街はなぜ滅びるのか』

丸善ジュンク堂書店のウェブサイトを見ていると、がありました。
ブログで取り上げようかと思った新書です。著者は新雅史さん。題名は「商店街はなぜ滅びるのか」(光文社新書)。

どういう内容かというと、店街はまったく伝統的な存在ではない。現存する多くの商店街は二〇世紀になって人為的に創られたものだからである。(本文より) ――極めて近代的な存在である商店街は、どういう理由で発明され、そして、繁栄し、衰退したのか?よく言われるように、郊外型ショッピングモールの乱立だけが、商店街衰退の原因なのか?さらに、地域コミュニティの要となる商店街の再生には、どういう政策が必要なのか?膨大な資料をもとに解き明かす、気鋭の社会学者による画期的な論考! 

という内容。一読の価値ありか。


商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)