由良君美さんの7月の新刊

「06/13のTweets」を読んでいると、この日のツイートはすべて掲載しているにもかかわらず、リツイートが掲載されていないことに気づきました。はてなで確認すると、ツイートはブログに掲載することにはなっていますが、リツイートには触れていません。

こうして、今に至っても、「未知の体験」をすることが多々あります。必要なことを覚えればいいのですが、確かな記憶力が年を追うごとに低下し、それが自覚できるようになりました。

ではその対策はというと、メモを取ることです。手書きだけでなく、スマホのメモ帳(Evernote)、ボイスメモ、写真等で、記録に残すことができます。この点、たいへん便利になりました。

私がリツイートしたのは由良君美さんの7月の新刊についてです。

kishimoto ‏@cd_wd
7/10には、由良君美『椿説泰西浪曼派文学談義』(平凡社ライブラリー)を刊行します。澁澤龍彦種村季弘と並び称される幻想文学伝説の知性の、代表作にして最初の著作を再刊。ご遺族監修のもと、誤植などを修正した決定版。これを読んだら、18世紀のゴシック文学を読みたくなること間違いなし!

今年、由良さんの『みみずく偏書記』が出た時に、年内にもう一冊出るという情報がありました。それがこの本、7/10に発売される『椿説泰西浪曼派文学談義』(平凡社ライブラリー)でした。

こういう情報は覚えているのです! ということは、記憶は関心の度合いに比例するということ。まだまだ自分に対しても、世界に対しても好奇心を持っています。それを持ち続けることがメモを取ることと同様に大切なことです。

好奇心は若い人の特権ではありません。いつまでも持ち続けてほしいものです。由良さんの新刊が発売されるまで一ヶ月を切っています。7月、いの一番に読みたい新刊です。