ビジネス雑誌の読書特集
今日日経新聞の雑誌広告を見ていると、「日経ビジネス[アソシエ]」5月号と「プレジデント」4/30号がともに読書特集をしていました。
前者は「今、読むべき本 仕事に効く!400冊」。後者は「仕事リッチが読む本 バカを作る本」。そしてその副題が長い。「ここで大差!「できる上司、部下」の必読120冊」。
双方ターゲットがビジネスマン。それも新入社員を対象にしています。この時期、当然と言えば当然。内容もすべてビジネス役立つものです。例えば、「日経ビジネス[アソシエ]」の見出しはこうなっています。
ビジネススキルを磨く27冊
自分を変える&整える66冊
社会が分かる、異文化を知る46冊
ただし、そうしたビジネスマン向けの読書特集であっても、同誌では松岡正剛さんの「つまり、本とは何か」のインタビュー記事があったり、読書術について、仕事に効くマンガがあったりと盛り沢山の内容になっています。
振り返れば、20代は社会人として、仕事人として、分からないことが多く、本屋や雑誌を読む、友達や先輩に聞く、そして実際の仕事を通して学んだような気がします。
どの分野でもガイドブックは必要です。その中で、これはというものに出会えれば、読書の意味があった、ということです。まずは多読から始めないと、いいものに出会うチャンスも広がりません。