気になる一冊 竹内幸絵『近代広告の誕生』

春近しかと思ったら、今日は一転して冬の寒さ。春は遠のくのみか。昨日の天気予報では今日は暖かな一日。それがどうしてまた。北からの寒気のせい?

今日先週の週刊誌を読もうとページを開くと、ぱらりと新聞の切り抜きが落ちました。これは関西出張の時に読んだ毎日新聞の書評欄のページ。

なぜ書評掲載の新聞紙があるのかというと、鹿島茂さんの新刊紹介が良かったので持っていました。

その新刊は竹内幸絵著『近代広告の誕生』(青土社・3570円)でした。この書評の末文にはこうあります。

「最初にして決定版といえる日本ポスター史」。

読みたい本がまた一冊。そしてまたと増えていくばかり。読みたいと読むの競争が続きます。決して追いつくことのない追走なのですが。

そんな時の慰めはやはり「本は読めないものだから心配するな」(管啓次郎)です。

近代広告の誕生 ポスターがニューメディアだった頃