今日のツイートから

[1]今日帰りに、久しぶりに「ブ」に立ち寄りました。また当たりの止まったバッターのようにヒットが出ません。最近長打は皆無。打つほうばかりでなく、投げるほうにも問題が? 今日は西江雅之さんの『異郷の景色』(晶文社)を一冊買って帰りました。

 ある人が、人生のある時期に、散歩の途中で偶然にさしかかり、ふと面白い物をそこに見つけ、その後はちょっとした時間があれば自然に足がその方向に向いてしまといった、お気に入りの路地、それが新宿の街である。人それぞれが自分の年齢や性別、職業や趣味などによって好みの路地を選んでいる。ある人のお気に入りの路地も、他の人にとっては当然、何の興味を持ち得ない場所である。また時が経てば、好みも変わり、人はさっさと別の路地へと移って行く。場合によってはもう二度とその界隈に戻らない。

西江雅之『異郷の景色』p14 

1972年新宿はまだそういう路地の街でありました。そして行きつ戻りつしながら、定住し移住し、一人消え、二人消え、そして新宿コマ劇場もなくなり、路地も消えるかに見えましたが、ひっそりとどこかで生き延びています。あの頃の路地の街、新宿。

異郷の景色 (1979年)          異郷日記



[2]津田大介さんの『情報の呼吸法』がいいというツイートが目立ちます。フォローしている方々が本好きの方なので、自ずと本のことが話題になります。いい本かどうかはWebで、ではなく書店で、確認したいと思います。

情報の呼吸法 (アイデアインク)          ソーシャルデザイン (アイデアインク)



[3]クリント・イーストウッドの「J・エドガー」を見ました。最近の映画は軽く2時間以上の物が多い。傑作というよりも力作か。?<! といったところ。イーストウッドは何歳? それ以上に、「ドラゴン・タトゥーの女」が面白かった。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)          ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)