「自ら学び、育ってこそプロ」

いま文筆家という言葉を使うのかどうか。物書きと言ったほうがわかるのでしょうか。いずれにせよ、プロからアマの方々の中に、素晴らしいエッセイストやコラムニストが数多くいます。

例えば、男優の山崎努さんは読書家で、慧眼の書評家です。雑誌に優れた書評を書いていました。高峰秀子さんは女優で、達筆のエッセイストです。今月、高峰秀子さんの『わたしの渡世日記』が改めて文庫になりました。

芸能界だけでなくスポーツ界でも素晴らしい書き手がいます。かつてブログでも取り上げましたが、元プロ野球選手の豊田泰光さんです。日経新聞のスポーツ欄に「チェンジアップ」というコラムを書いてます。

豊田さんの文章はチェンジアップというよりも、一球入魂のストレートでしょうか。今日2/2の「自ら学び、育ってこそプロ」では末文でこう書いています。

プロには「教える」「育てる」はない。「学ぶ」と「育つ」があるのみ。何でも自分で考え、実践しなくては。プロの一歩を踏み出す新人たちに、その覚悟をしておいてほしい。

まさに真っ向勝負! 全文一読を。

生き延びるためのラカン