久々の古本屋めぐり
今日は帰りにいつものコースを一巡。まだ午前中の雪が日陰に残っていました。久々の雪でしたが、この寒さがいけません。年々自らの体温の低下を感しながら、まだタイツをはかずに頑張っています。何のために頑張っているのか?
時折霙が降り、寒風が吹く中を歩きましたが、収穫はわずか。最近は振られることが多く、何かあるのかと勘ぐってしまうほど、当たりがでません。すでに朝一番でせどり屋さんが抜いているのか・・・。
今年、自らも自分が納得する本を買うと決めましたので、自ずと選書が厳しくなります。そのせいか? そうばかりとは言えないと思いますが、それにしても・・・どうしよう。今年一巡して3冊以上の本を買っていません。
ここは辛抱強く待つしかない。開高健さんの釣りをしている心境。釣れないときもあります。釣れるときもあります。辛抱を無くしたら、釣れる可能性がありません。我慢、我慢。
[本日の購入本]
この3冊ですが、久保田さん編集の『20世紀号ただいま出発』は欲しいと思っていたものだったのですばり納得! 最近なぜか久保田さんの本を入手しています。別に意図しているわけではないのですが。*1
久保田さんの本を読むとすれば、一番入手しやすいのが、『ニューヨーク大散歩』(新潮文庫) でしょうか。それから久保田さんの傑作選である『アンド・ジ・エンジェルズ・シング―久保田二郎「傑作選」』(河出書房新社)。この2冊からどうぞ。
*1:入手の本はかつて冬樹社から出版の『最後の二十五セントまで』『そして天使は歌う』の2冊。ともにイラスト・装幀は篠田昌三さんです。これもなかなかシャレています。