今和次郎 採集講義展
昨日1/14の日経新聞に「今和次郎」が再び脚光を浴びているという記事が掲載されていました。
周知の通り、今さんを知る入口は今和次郎『考現学入門』(ちくま文庫)です。ここで考現学がどんなものか知り、次に 川添 登 さんの『今和次郎―その考現学』(ちくま学芸文庫) でその人となりを知ります。
ちょうどブログめぐりで、多田進さんの「白の余白」を見ていると、1/13のブログ記事で「展覧会いろいろ」と題して、展覧会のポスターを掲載していました。そのなかに、なんと今和次郎さんの「今和次郎 採集講義展」をポスターを発見!
早速同展示会を検索してみると、「OCNアート」の「展覧会・イベント情報」に、その予定が書いてありました。
【今和次郎 採集講義展】
■開催期間 2012年1月14日(土)〜2012年3月25日(日)
■休館 月曜日
■時間 10:00〜18:00 ※最終入館は17:30まで
■会場 パナソニック電工汐留ミュージアム
■ホームページ http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
■住所 東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4階
■お問い合わせ先 03-5777-8600
そう言えば、昨年11月に今さんの本『今和次郎 採集講義 』(青幻舎)と今さんに関する本 畑中章宏 さんの『柳田国男と今和次郎』 (平凡社新書) の2冊が出版されました。
今日の新聞記事はこの一連の流れにつながっているのでしょうか。今日からこの「今和次郎 採集講義展」が始まります。意図していたのかもしれません、あるいは偶然かもしれませんが、これを機会に今さんの考現学を読み直したいと思いました。