平成二十四年元旦

「迂路探検」の12/31「2011年印象に残った約100冊の書物たち」が掲載されていました。

100冊も、どうでしょう、ピックアップできるでしょうか。ブログの記事を見るか、手帖のメモを見るか。どちらにしても、この数は半端な数ではありません。

100冊とは言わずに、10冊でもすぐ挙げられればいいのですが、即答できません。そういう読み方をしてきた結果でしょうか。自ら深く反省。そして迂路探検さんの記事を再度読みました。

そこからピックアップした5冊を順不同で掲載します。今年初回の注目本です。今日は元旦。新しい一年が始まりました。今年はどんな本と人と出来事との出会いがあるのでしょうか。

「新年のご挨拶」を作りました。1/1のHPとブログに掲載しています。「古本四谷書房」と「古本ナイアガラ」を今年もどうぞよろしくお願い致します。年末に当店のHPをリニューアルしています。まだ補充を行っていませんが、それ以外はどうにか終了しました。

しようと思ってから、どのくらい経つのでしょうか。やる以上はやる! 今年は当店のHP(ホームページ)の充実を図りたい。そして今年の販売は次の2点に重点をおきたいと思います。

①リアル販売・・・古本イベント参加及び「古本ナイアガラ」(棚借り方式)の促進
②ネット販売・・・ブログを起点としてのネット販売の推進

どう展開するかはこれから。掛け声倒れにならぬように、しっかりと取り組みたいと思います。

最後に、今日ブログを読んで、必読の記事を見つけました。それは小田光雄さんの「出版・読書メモランダム」の12/31「出版クロニクル44」です。一読すれば、昨年の出版状況を掴むことができます。


別れの手続き――山田稔散文選 (大人の本棚)          社会は絶えず夢を見ている
 
 
 浅草十二階 塔の眺めと〈近代〉のまなざし           ジャック・ルーボーの極私的東京案内

 

*1:ここ最近、みすず書房の「大人の本棚」の本を取り上げています。取り上げている本は読みたい本です。この本を並べると、シンプルなカバーデザインが印象的です。端正さと色使いが眼を引きます。「大人の本棚」の本はじっくり見てください。必ず読みたくなる本があるはずです。

*2:この本はまずカバーデザインに惹かれました。クリックして大きな画像で見てください。著者は全く知らないのですが、「1932年、フランスのローヌ県に生まれる。レーモン・クノー率いるウリポのメンバーで、作家であり、パリ第十大学で教鞭をとっていた数学者でもある」といいます。気になる履歴です。中身の紹介文は意味不明なのですが、これもまた興味津々。ということで、この一冊を取り上げました。