「杉浦康平 脈動する本」展 終了!

「へのさん」のブログ「「へのさん」の本でいっぷく」を見ていて、しまった!と思いました。すでに知っていた「杉浦康平 脈動する本」展でしたが、行かずじまいでした。

「へのさん」のブログを見ていると、この展示会が今日12/17(土)で終了とのこと。なんとも後悔先に立たず。いま行きたいと思っても、終了している以上、どうしようもありません。

「へのさん」のブログを見ていると、杉浦さんの作品が掲載されています。その作品を見ればデザイナーは杉浦さんだとわかります。それだけ強い個性に溢れたデザインなのです。

そういえば、講談社現代新書のデザインが創刊40周年を機に2004年10月刊行から中島英樹さんのデザインに変わりました。杉浦さんのカバーデザインが徐々に少なくなりつつあります。少し寂しい気がします。

南部古書会館に行った帰り、「ブ」に寄りました。新書がいつものところにない?のでスタッフに聞くと、配置を変えたとのこと。案内されて行くと、なんと新書の価格が200円!になっていました。

「ブ」も各店ごと価格政策を変えているのですが、それにしても、単行本が200円になったときもびっくりしましたが、これもまた驚きでした。新書の古本が売れないという中で、なぜ新書200円にするのでしょう。この点、疑問です。

最近は「ブ」でも安くていい本が見つからなくなりました。見つけても一冊、二冊がいいところです。労多くして益なし。仕入先を考えないと、ネット書店もジリ貧になります。

売り先の開拓と仕入れ先の開拓の両面でやっていかないと、お店が上手く回っていきません。仕入れが枯渇したら、そこで終わりになります。どこも厳しい状況です。本屋は死なない。そのために何をするかです。