アマゾン、日本で電子書籍

「アマゾン、日本で電子書籍 年内にも 市場拡大に弾み」。これが今日の日本経済新聞の一面の見出しです。電子版はというと次の見出しになってました。「アマゾン、年内にも日本で電子書籍 出版社と価格詰め」。

双方の見出しが少し違いますが、朝刊を見て、まず驚きました。そして、とうとうそういう時代になったと思いました。電子書籍については日本経済新聞のWeb版でも「特集 電子書籍」を組んでいます。

私たちは、電子書籍のことを頭で知っても、実際に手で使わないと、なぜか実感しません。見ないと信じるのではなく、見て信じる時代なのです。iPadも最近手に触れて、その便利さを実感しました。一度使ったら離したくない!?

この便利さはクセになります。こうした電子機器は便利なコンテンツが内蔵されているので、手のひらでエンターテイメントを楽しむことができます。それがどんどん加速され、やめることができなくなります。

その苦痛を避け、楽しむだけで、何も考えなくなる。動物のように馴化されてしまうのでしょうか。人間が動物化していくのであれば、電子機器は単なる自己満足の道具か、あるいは、いまだ人間の生きるツールなのでしょうか。

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