土曜日のブログから

今日、昨日のブログを書こうと、PCを立ち上げ、Firefoxへ。なんとも、またも不良のスタートか。いつも見ている iGoogle が表示されません。これは朝から縁起が悪い。日曜日の朝だというのに。

それではということで、Google Chrome・・・ChromeのほうがFirefoxよりも速いか、反応は確かにきびきびしているが、カスタマイズが・・・でブログを読みました。今日のブログからは、次の3本。

まずは、すでにご承知の方も多いと思いますが、「やまがら文庫フェア」が今日から始まっています。なんと一ヶ月のロングランです。ゆっくりと頑張ってください。フェアの情報は「「へのさん」の本でいっぷく」もお読み下さい。

「やまがら文庫フェア」
期日:10/15(土)〜11/12(土)
場所:駿河台下 cafe HINATA-YA
   千代田区神田小川町3-10 振天堂ビル4F
   TEL:03-5848-7520
営業時間:11:30〜22:00 *ラストオーダー21:00
定休日:日・月・祝日
*ただし、10月30日は日曜日ですが営業します。18:00まで。
お問い合わせ:やまがら文庫 heno3ban@w9.dion.ne.jp

次に「夜の西荻ブックマーク」のことを再び。

つん堂さんが「つん堂@tundowの日記」で昨夜の「夜の西荻ブックマーク」のことを詳細に書いています。まさに当日の様子をそっくりそのまま読むことができます。

昨夜、盛林堂さんのプロの眼を目の当たりにしましたが、今日はつん堂さんのペンの力を改めて感じました。悩み多き中年男? といえば、私やモンガさんの立場がありませんが、これからの活躍を大いに期待したいと思います。

最後は久々に「海文堂書店日記」の平野さんの紹介本です。

これは見逃すことなく、ぜひブックマークを。その本は川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書です。このタイトルで、まず「ポルノ」という言葉に引かれ、「昭和史」で決まりということになります。

「ポルノ」、懐かしい言葉です。いままだこの言葉が使えるのかどうか? かつては「ポルノ」という言葉に何か少し後ろめたい気持ちがありました。いまこの時代の「ポルノ」はじっとりからからっと、HOTからCOOLへ、何か妙に明るくなりました。

あの時の引かれる思いは何だったのでしょう。男と若いということを考えれば、その気持ちは少なからず理解できます。それはあの「黒の舟唄」にも歌われています。あの暗い、重い、時代はどこで「ポルノ」を産み落としたのでしょう。

いま思い出したのが大判の「鈴木いづみ写真集」です。昨日立ち寄った音羽館にめずらしく並んでいました。久しぶりに、彼女の写真集をぱらぱらと見ていました。ページからこぼれ落ちていたのが「ポルノ」という言葉だったような・・・。

やはり、昭和という時代か。その時代を抜きに「ポルノ」は語れない。人と時代の行ったり来たりのなかで、行方不明になった「ポルノ」。昭和の青春は果たして何だったのでしょう。「ポルノ」を探す時間旅行の結末を見てみたいと思います。

ポルノ雑誌の昭和史 (ちくま新書)