必見必読!林哲夫さんのブログ記事

林哲夫さんのブログ「daily-sumus」で、◎の記事を読みました。ひとつは今日の「パリ古本ツアー」です。これは読者の方がパリの古本ツアーをし、その古本屋さんの写真とコメントの一部を掲載したものだそうです。

まずはパリのShakespeare & Co.からの紹介から、順次古本屋さんめぐりもしています。古本屋さんの写真も掲載されていますが、これを眺めるだけは惜しいのですが、見るだけに留めなければなりません。

パリの古本屋さんの写真を見ていると、お店がおしゃれで、小ざっぱりと整っています。Shakespeare & Co.の書店も先に動画で見たときよりも、きれいに整理整頓されているように見て取れます。

セーヌの川沿いのある露天商もそれなりに雰囲気がありますし、小さな古本屋さんもそれなりに瀟洒なのです。掲載の写真からパリの古本屋さんの空気を掴むことができます。

最後にパリの古本屋地図が掲載されています。パリで古本屋めぐりをする時に活用できます。林さんの読者のように、海外で古本屋めぐりができれば、これまた愉しいことではないでしょうか。海外へ行くことができればですが。

萩原朔太郎/旅上(純情小曲集)

ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん

さらに、もうひとつは萩原魚雷さんの本『本と怠け者』が今月ちくま文庫から発行されました。この本については林さんの9/13「daily-sumus」の記事「本と怠け者」に詳しく書かれていますので、ご覧下さい。

あ、いや、だからといって本書の哲人魚雷としての価値を認めないわけでは決してなく、とても貴重な独自のスタイルだと思うし、この『本と怠け者』もぜったいお勧めの一冊であることに変りはない。

と最後にまとめています。林さんの魚雷さん評が何といってもいい。百聞は一読に如かずなので、ぜひこの2つの記事をお読みください。

活字と自活      古本暮らし       本と怠け者 (ちくま文庫)