荒川洋治『昭和の読書』(幻戯書房)

それからもう一冊追加しておきます。これもまたいつもの「海文堂書店日記」の、これまたいつもの平野さんの記事。月曜朝礼 新刊紹介に掲載されていた本です。

 本書は読書エッセイ・書評で、6割が書き下ろし。取りあげる本は書名どおり「昭和」の本。1949年生まれ、ご自身の読書の歴史である。

この本はいままで書いてきた書評や本に関しての記事をまとめたものかと思っていたら、意外にも6割が書き下ろしだそうです。「ご自身の読書の歴史」なので、いままでのあれこれが追加されたのでしょう。

今年は荒川さんの本が何冊出ているのだろう。Amazonで検索をすると、今年はまだ一冊も出していない。なにか出していたような記憶がある?のですが、これがなんと今年の一冊目です。

昭和の読書        文芸時評という感想