ニュースの本棚
朝日新聞朝刊の読書欄に「ニュースの本棚」というコラムがあります。今日の担当はフリー編集者の仲俣暁生さん。タイトルは「電子書籍と本の未来」。ここで仲俣さんは次の3冊を紹介しています。
仲俣さんは未来の本は個人の声を伝える小さなメディアなのか、あるいは新たな「知の制度」となる大きなメディアになのか。ミクロとマクロの両端を行き交うダイナミズムのなかに「本」の本質があると言っています。
現在、グーグル電子図書館、「一万年図書館」、「インターネット・アーカイブ」等のプロジェクトが進行中です。が、共通しているのは「本を単体のモノとしてではなく、集合的なメディアとして捉える視点」です。
いま、これから、この集合的なメディアをどういうものにしていくのかを考え、未来のアレキサンドリア図書館を構想したいと思います。それを考えるのは私たちです。そしてそのためにこの3冊があります。
※仲俣暁生さんの紹介に、ウェブ上の「マガジン航」編集人とありました。いまは「マガジン航」の編集をしているようです。こちらを参照下さい。