新橋古本市へ
7/11(月)から7/16(土)まで、新橋駅のSL広場で開催されている「新橋古本市」へ行ってきました。今年前半の「新橋古本市」は雨続きで不調に終わりましたが、今週は晴れの予報です。
雨はまったく問題ないのですが、この2日は梅雨明け、真夏の天気、とにかく暑過ぎます。「新橋古本市」は天候に恵まれませんね。各店主の方々もおそらく、今回は雨ではなく、この暑さにあきれ返っていることでしょう。
出店の数はいつもよりも少ない? 本も単行本と文庫が中心で、文庫も100円均一に人が集まっていました。が、「この文庫100円ではありません」を手書きし貼ってあった古書店もありました。
やはり本好きの心理は100円均一に向きます。何といっても100円均一には意外な掘出物*1があります。それを見つけるために結構真剣になります。私だけの掘出物を見つけたときは内心まさに狂喜乱舞なのです。
そういう本を探して、今回購入した文庫は次の通りです。単行本も見たのですが、◎の本を見つけることができませんでした。それでも性懲りもなく、また次の古本市へ。何事も、熱中症には注意を!
- 宮崎市定『東風西雅 抄』岩波現代文庫
- 松尾尊禱『大正デモクラシー』岩波現代文庫
- 小島直記『一期の夢―小説・福地桜痴』集英社文庫
- 辰野隆 『ふらんす人』講談社文芸文庫
- 西脇順三郎『あざみの衣』講談社文芸文庫
- 藤沢桓夫『大阪自叙伝』中公文庫
- ウンベルト・マトゥラーナ フランシスコ・バレーラ 管啓次郎 訳
『知恵の樹』ちくま学芸文庫