東京国際ブックフェア開催

「東京古本市予定表」にも掲載しましたが、7/7(木)から7/10(日)まで、第18回東京国際ブックフェアが東京ビックサイトで開催されています。まず「空犬通信」の「東京国際ブックフェアに行ってきました」という記事を読みました。

昨年、倉庫から出してきたような年季の入った本をワゴンセールしていた中公は、今年も新書と単行本を並べていました。新書200円、単行本500円。単行本には、初版美本なら古書ではとても500円では買えないような本もちらほら。大好きな色川武大の主要作中、唯一初版本を持っていなかった『生家へ』と里見とんの随筆集を購入。

というようなところが気になってしまいます。価格はこのくらいが限度ではないでしょうか。もっと安くできればいいのですが、おそらくムリでしょう。いっそ、東京国際古本市を開催するというのもおもしろいかもしれません。

空犬さんも書いています。派手で、盛り上がっていたのは電子関係。やはり、時勢を感じます。これからはハードもソフトも、e-book の時代です。どんなものが見れるのか、興味があります。

会場やシンポジウムで得られた情報は、まあ予想の範囲内というか、残念ながらそれほど発見があったわけではないんですが、一般の方が来られる土日の盛況ぶりを確認できたのはよかったですね。ふだんは平日参加がメインなので、こんなに混雑しているとは思いませんでした。

空犬さんがこういう書いています。さて、行こうか行くまいか。

パリの異邦人 (中公文庫)        パリの秘密 (中公文庫)