それでも古本を買いました
今日は「五反田古書会」に行く予定でしたが、私用があり、ましてこの天候でしたので、五反田ではなく荻窪に行きました。五反田は最近当たりが出始めているので、行きたかった。残念!
荻窪で用を済ませてから、古本屋めぐりをしましたが、あいにくの雨。雨の日は何かハプニングがと期待しましたが、何もおきませんでした。しかし、「ブ」でめずらしく新書の拾い物をしました。
- 永井龍男『雑文集 縁さきの風』講談社
- 中村淳彦『名前のない女たち 最終章』宝島社
- 草野大悟『俳優論』晶文社
- 「現代詩手帖」2001年11月号「特集 鮎川信夫」思潮社
- ロルカ/長谷川四郎訳『ロルカ詩集』みすず書房
- 小林正弥『サンデルの政治哲学』平凡社新書
- 柄谷行人『世界共和国へ』岩波新書
- 荻上チキ『社会的な身体』講談社現代新書
今日も気になったのは電脳せどりの方々です。「ブ」で携帯を使って、値段確認をしているのはよく見る光景ですが、古書会館でも、古本屋さんでも、電脳せどりの方々を見かけるようになりました。
おそらくこれからも電脳せどりの方々は増えていくと思います。ここ最近これだけ見かけるようになっているので。また、古書会館にも、古本屋さんにも遠慮なく進出しているので。
いくつものカゴに本を詰めて買っていくのはいいのですが、それが売れて採算が取れるかどうか。そして、1年、3年、5年と継続できるかどうかです。この「採算と継続」の問題の解法はソフトの中にはありません。
昨日紹介しましたように、いま中央沿線(中野〜吉祥寺)にかけて、あたらしい古本屋さんが続々オープンしています。今日はムリでしたが、時間をつくり、じっくり沿線の古本屋さんめぐりをしたいと思います。
[追記]
「はてなブックマーク」を見ていたら、「都内で休日にゆっくりいきたいブックカフェ 」の紹介がありました。参考までにリンクしておきます。