水曜日の古本屋めぐり

水曜日、古本屋めぐりをしたのですが、すでに2つの記事をアップしていましたので、今日、昨日の古本屋めぐりの記事を掲載します。

昨日はいつもの通り、古本屋めぐりをしました。意外なところで意外な本を発見。それが昨日のブログで紹介しました宮下志朗さんの『ラブレー周遊記』(東京大学出版会) でした。

昨日の成果はというと、次の通りです。

好村冨士彦『遊歩者の視線−ベンヤミンを読む』も探しても見つからない本でしたが、それがどうにか手に入れることが出来ました。やはり、ベンヤミンちくま学芸文庫でじっくり読んでみたいと思っています。

また、岩波新書2冊にも納得し、小山文雄『明治の異才 福地桜痴』はサブタイトルが「忘れられた大記者」で、前々から読んでみたい新書でした。これもあまり見ない新書です。

文庫を見ると、荒俣宏さんの『図鑑の博物誌』は図鑑一部がカラーで掲載されており、これがたいへんきれいでした。ページを見ているだけもその美しさに魅了されます。

吉本隆明さんの書評集成の文庫2冊は一緒にあることが稀です。それが良本で並んでいました。一時探してなかった文庫です。買わないわけにはいきません。

今回の古本屋めぐりはまずまずでしたが、古本屋さん(「ブ」も含めて )でいい本を発見・発掘することが何となく難しくなってきたように思います。杞憂であればいいのですが、何かが変わりつつあるのでしょうか。

遊歩者の視線―ベンヤミンを読む (NHKブックス)        図鑑の博物誌 荒俣宏コレクション 増補版 (荒俣宏コレクション) (集英社文庫―荒俣宏コレクション)
 
 
言葉の沃野へ―書評集成〈上〉日本篇 (中公文庫)        言葉の沃野へ―書評集成〈下〉海外篇 (中公文庫)