鶴ヶ谷真一さんの新刊『紙背に微光あり』

鶴ヶ谷真一さんの新刊『紙背に微光あり』平凡社が5月に発行されました。これも、ノーマークでした。鶴ヶ谷さんは多作の書き手ではありませんが、質実というか、誠実というか、堅固というか、そんな言葉が相応しい作家のひとりです。

この新刊の内容は次の通りです。

古今東西の詩、俳句、英文俳句、小説など様々なジャンルの題材を採り上げ、音や光や風や夢や記憶など、言葉に表現しにくいものを文学としてどのように表現できるかを探った試みのエッセイ集。


紙背に微光あり
 
 
書を読んで羊を失う        月光に書を読む
 
 
猫の目に時間を読む        古人の風貌