神保町の古本屋さんへ

水曜日は、自ら「古本の日」として、古本屋めぐりをしてます。それが昨日できませんでした。今週はまだどこの古本屋さんに行っていません。そろそろ禁断症状が出る予感がします。

そこで、今日帰りに無理矢理、神保町で下車。急ぎ足で古本屋街を流しました。やはり一巡しても、いつもの古本屋さんに行き着いてしまいます。これだけの古本屋街でも、当たりの出る古本屋さんって、そう多くはないのです。

夕方なので、多くの本を買うことができませんでした。それでも、いつもの古本屋さんは他店と比べて、良本が廉価で並んでいます。ハズレの時でも、ここで必ず買っています。

そこで、今日の購入本。

伊達得夫さんの『詩人たち ― ユリイカ抄』は持っていた本でしたが、どこかのブック・イベントの出品本に紛れ、売ってしまいました。気にして、探してみるのですが、見当たりません。その本を今日発見しました。函が汚れていましたが、本体は良しでした。



金井恵美子さんの『目白雑録』は、いま3まで出ていますが、近々4が出るはずです。購入した本は金井さんが1987年1月から2月にかけての岩波市民セミナーで、講演内容をもとに書き直したものです。同書の帯には、若いボーイッシュな金井さんがいます。

        目白雑録 3



最後の1冊は『平出隆詩集』。これはビニールカバーがかかり、いい状態のまま箱の奥で見つけました。平出さんの詩集は持っていませんでしたので購入しました。すでに出版の、あの厚い本って、なんでしたっけ。いやに印象に残っています。そう、『鳥を探して』(双葉社)でした。

        鳥を探しに