水曜日は古本の日

昨日は水曜日。古本の日でした。古本屋めぐりをしたのですが、昨日の購入本を掲載しませんでした。一日ズレてしまいましたが、昨日の購入本は以下の通りです。あわただしく見て回りました。いい本が拾えたか? 納得していません。

いつも思うのですが、当たりもあり、外れもあり。出会いは人も本も同じですが、奥が深く、幅が広い。ま、一喜一憂せずに、ゆっくり、じっくり見て回りたいと思っています。

【昨日の購入本】
    著 者      書 名   出版社 
栃折久美子  森有正先生のこと  筑摩書房 
倉本四郎  鬼の宇宙誌  講談社 
後藤繁雄  新しい星へ旅するために  リトルモア
小田基  自由の女神」物語  晶文社 
坂部恵  仮面の解釈学  東京大学出版会 
室井尚  文学理論のポリティーク  勁草書房 
M.R.アレクサンダー  塔の思想  河出書房新社 



栃折久美子さんの『森有正先生のこと』は読みたかった本で、ようやく手に入れることができました。帯には「稀有な人に捧げるレクイエム 1967-1976 ひとつの季節、ひとつの恋」とありました。

また倉本四郎さんの『鬼の宇宙誌』は造本装幀が戸田ツトム+岡孝治 そして最後に荒俣宏さんとの対談もあります。何より、まずはそのブックカバーに引きつけられます。本への関心は著者や中身だけでなく、装幀からでも、いいのです。

あとはどちらかというと、硬い本になってしまいました。もう少し柔らかい本をといったところでしょうか。また洋物はできるだけ買わないようにしているのですが、今回の『塔の思想』は当たりの仕入でした。

森有正先生のこと