今日、拾い物あり

今日は帰りに「ブ」に立ち寄りまた。今週前半はバタバタで、今日が2回目です。最近の「ブ」はあまり当たりがありません。枯れている。落ち葉拾いもままならない。そんな声がしきり。

でも3月は人が動く。人が動けば物が動く。物が動けば要不要が出る。要は動き不要は残る。その不要に掘出物あり。これが通常ですが、今年は異変あり! 落ち葉の中の掘出物もなしか。

まあ、そこまで厳しいとは思いませんが、当たりが何冊もとはいきません。数冊見つける・・・それが精一杯か? 運よく見つかる・・・本当にラッキー! そのいずれかでしょう。

ブログでも「ブ」の情報を読んでいますが、大当たりのホームランの話はあまり聞きません。当たってもヒットがせいぜいか。それでも辛抱して根気よく「ブ」めぐりをすることです。活路はそこにしかありません。

「ブ」についてはおそらく皆さんそれぞれにいろいろな「秘策」をもっていることでしょう。が、それを聞くというのもどうでしょう。あくまでも「秘策」ですから、そう簡単に教えてもらえません。であれば、盗め! と昔の人は言いました。

おそらくそうやって、各自が「ブ」のノウハウや攻略法を見つけてきたのでしょう。あの当たりの感動! があるから、「ブ」めぐりも止められません。幻のホームランへの期待が「ブ」めぐりの原動力です。

今日の拾い物です。

    著者       書 名     出版社
永井荷風 ちくま日本文学全集永井荷風  筑摩書房
吉田健一 英語と英国と英国人 講談社/講談社文芸文庫
マルセル・プルースト 失われた時を求めて 第一篇 筑摩書房/ちくま文庫

永井荷風 [ちくま日本文学019]        英語と英国と英国人 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)



※小沢信夫さんがちくま日本文学全集の「永井荷風」のあとがき「荷風東へゆく」で荷風を次のように書いています。

<この人は、江戸好みの若旦那として生まれてくるには遅すぎたが。個人尊重のシングルライフの実践者としては出現が早すぎたのでしょう。江戸文人の風雅に生きた最後の客は、同時に後世のオタク族の元祖であり、巨魁なのでありました。>

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