今日は古本屋めぐり?桜見物!

今日は水曜日ですので、古本屋めぐりをしました。天気もよく、桜が一気に開花しました。古本屋めぐりでなく、桜めぐりをしたくなりました。しかし、今年は東日本大震災があり、各地の桜まつりは中止になっています。春、心静かに桜を見たいものです。

【本日の購入本】
   著者       書 名   出版社
赤坂憲雄 漂白の精神史 小学館
港千尋 予兆としての写真−映像言論− 岩波書店
桶谷秀昭 中世のこころ 小沢書店
柴谷篤弘 反科学論 みすず書房
柄谷行人 隠喩としての建築 講談社
永畑道子 双蝶 ― 透谷の自殺 藤原書店
上野千鶴子 女は世界を救えるか 勁草書房
山折哲雄 涙と日本人 日本経済新聞社
岡崎武志 古本めぐりはやめられない 東京書籍
ノーサイド編集部 ノーサイド 特集 読書名人伝 文藝春秋



この中で、最後の「ノーサイド」という雑誌ですが、この特集がふるっています。題して「読書名人伝」。でなければ買わなかったかもしれません。ぱらぱらと本文を読んでいくと、これが面白い。



冒頭、谷沢永一さんが「阪神大震災 わたしの書庫被災白書」を書いています。この号、1995年の5月号です。であれば、確かに阪神大震災のあった年の雑誌です。そうすると、この雑誌、多少よれありですが、◎か。

また、紀田順一郎さんが「近未来のための耐震書斎マニュアル」を書いています。
(1)これだけは実行したい、書棚の転倒防止
(2)軽い本は上に、重い本は下に
(3)上段には本を収納しない
(4)ガラス扉つきの書棚は改造する
(5)このさい蔵書のダイエットを
(6)OA書斎はモニターとFAX対策を
(7)電子データは分散を
(8)書斎の窓には強化ガラスを
(9)安全に時間と金を惜しむな
(10)無人島ならぬ “避難所の一冊” を用意すべし

このマニュアルはこれからのために大いに参考になります。と、どんどん読み始めています。切りが無いので、今日はここまでにしておきます。

漂泊の精神史―柳田国男の発生 (小学館ライブラリー)     予兆としての写真―映像原論     古本めぐりはやめられない