森まゆみさんのブログ

今日ブログめぐりをしていると、森まゆみさんのブログのことが、4/4(月)の「half-moon street 125」に掲載されていました。即アンテナ@四谷書房に登録をしました。

< きょう、森まゆみさんのブログをみつけました。そしてもうひとつ、仙台の火星の庭、前野さんが紹介している、このブログ。わたしはやわな自分を叩き起こそう。
 しかし文学者のことばは、どこにいけばきこえるのだろう。>

これは「どこにいるの」というタイトルで書かれ、東日本大震災の「ざわざわする気持ち」について綴っています。この穏やかならざる気持ちはdecoさんのみならず、被災地の皆さんだけでなくわれわれも共有している気持ちです。

森さんもそうした気持ちをブログに書いています。そして今回の東日本大震災についての記事で「失敗は伝わらない」という動画を紹介していました。その動画では「失敗学」の畑村洋太郎さんが失敗はなぜ伝わらないかをわかりやすく説明しています。

畑村さんはかつての大震災の石碑を取り上げ、人間の習性として、こうした悲惨な記憶も30年ぐらいで消えるといいます。しかし、決して忘れてはいけない、語り継がなければならないことがあると思います。

歴史という大きな物語を生きているものとして、記憶から消さないために、その体験を刻んだ石碑を作り続けること=伝え続けること。それが、いまの人の、これからの人に対しての責務だと思います。




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