今日のブログから

■「紀田順一郎 書斎の四季」より
青木正美 『ある「詩人古本屋」伝』
受贈。ダダイズムの詩人として知られるドン・ザッキーが、後年古書店主「都崎友雄」として活躍した事実を、著者独自の資料駆使によって跡づける。文芸裏面史として非常に興味深い。筑摩書房、2940円税込。

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▼ようやく、この本を手にすることができました。紀田順一郎さんのブログで取り上げられていました。『古本屋五十年』『古本屋群雄伝』(ともに、ちくま文庫)等を書いている青木さんの新刊です。待ち人来たらずではなく、朋あり遠方より来る。本を読むことはやはり愉しい。

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■「ほん吉 世田谷区 下北沢 古本の買取と販売」より
facebookページ
ほん吉のfacebookページをつくってみました。/ブログで細かく本を紹介すると、お知らせが下がっていってしまうので、/こちらで1点づつの紹介などしてみようかと思います。左のリンクからいけます。/連動させたかったのですが、挫折しまして、とても原始的なリンクになってしまいました。

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▼ブログめぐりで本・古本のブログを巡回してますが、古本屋さんでfacebookを作ったのは「ほん吉」さんが初めてではないしょうか。また同ブログのサイドバーにはTwitterのリンクもありました。新しいことに積極的に取り組む姿勢がすばらしい。HPとBlogで十分と言っていた自分が揺らぐ?

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管啓次郎Mon pays natal」より
2011年3月24日木曜日
買い占めはよせ
ガソリンにしても、牛乳にしても。そして何より、水。買い占めはみっともない。恥ずかしいことです。絶対にやめましょう。それをあなたよりも必要としている人がいるかぎり。

お金さえ出せば、好きなものを好きなだけ買える、買っていい、という思い込みは、現在のようなかたちの資本主義社会の最大の汚点です。お金と物の関係を全面的に考え直す機会が訪れたのかもしれません。

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▼今日のブログのなかで、これを読んで 立ち止まりました。考えました。そしてまた読みました。そんな文章です。<お金と物の関係を全面的に考え直す機会>なのかもしれない。そう思いました。
同じように立ち止まって、読んだのが、今週の「週刊文春」に掲載の坪内祐三さんが奥本大三郎さんの『楽しき熱帯』(講談社学術文庫)の書評です。これはぜひ読んで下さい。

        楽しき熱帯 (講談社学術文庫)