3/19 今日のブログから

■「悪漢と密偵」より

▼4月の新刊の追加です。もう4月。あっという間の3ヶ月。特に3月は心が重い。心が痛い。いまできることをやるだけです。一気反転の何かがほしい。なければ、皆の力を合わせて、その何かを創りたい。

クラフト・エヴィング商會の本はもう何度も取り上げています。このユニットの本は外から内までトータルデザインされた作品です。最近、クリエイティブの仕事を単独でなく、ユニットやグループでやることが増えています。もっとグループワークを!新しい組み合わせを!新しい想像力を!<“クラフト・エヴィング商會、6年振りの描き下ろし” は “同商會の書庫を初公開” する “創作の秘密が垣間見られる異色のブックガイド”> とは BaddieBeagleのTwitter から。

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■「つん堂@tundowの日記」より

  • 山田順 『出版大崩壊』 (文藝春秋/文春新書)  3/17


出版大崩壊 (文春新書)


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▼tundowさんのおすすめ新書。この日の日記にはこの他に小沢信男本の立ち話』も掲載されていました。当ブログの小沢さんの本を取り上げました。が、この新書はノーマークでした。まずは書店にて見てみたい1冊です。が、帯があまりに・・・・・。

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■「廣済堂よみものWeb」より
坪内祐三 「父系図」 

第一回 淡島椿岳 淡島寒月
第二回 内田魯庵内田巌
第三回 杉山茂丸夢野久作
第四回 大田黒重五郎・大田黒元雄 
実業家から芸術家への「精神史」のバトンリレー

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▼「廣済堂よみものWeb」は今回メモした坪内さんのほかにも、福田和也さん、宮田珠己さんなどが連載しているサイトです。いつもは坪内さんの連載をまず読んでいます。

特に坪内さんの「父系図」(おとこけいず)は上記の通り父子の関係を明治から追っています。すでに1回から4回までの父子関係について読むことができます。
父子関係、各々の人間関係、そしてその人が生きた時代との関係。この3つの関係を通して、既知の父子関係を読み直しています。

このサイト「廣済堂よみものWeb」は侮れません。そして坪内さんの「父系図」は単行本になるのが待ち遠しい連載です。考えてみれば、こうした連載が少なくなりました。泉鏡花婦系図』と坪内祐三『父系図』、いずれ愉しき読み物か。