今日は古本屋めぐり
今日はいつも通り、古本屋を一巡してきました。が、どうも当たりが少ない気がします。これは2月のせい? たまたま外れただけ? いずれにしても、2月は業界として小休止の月と言えるでしょう。
とはいえ、巡回は止められません。厳しい状況の中から、素晴らしい原石に出会うこともあります。動かなければ出会えません。一度でも原石に見つけると、その感動を求めて、本の森へということになります。
さて、今日は予知せぬ出来事も、嬉しい偶然もなく、これがやっとでした。こういう日もあります。いつも必ずではあまりにも安易。予想外のことが起きる。でなければ、愉しくありません。
[本日の購入本]
- 高橋靖子 『表参道のヤッコさん』 アスペクト
<カルチャーの故郷、70年代にようこそ。スタイリスト暦40年のリアル青春ストーリー。>(原宿・青山等の写真128点+70年代の原宿MAP付)
- 金井恵美子『昔のミセス』 幻戯書房
<繊細克大胆 ビターな甘さ全開の最新エッセイ> これはダブり本。AMULETに出品予定。
- 坂崎重盛 『「秘めごと」礼賛』 文春新書
これは坂崎さんの新書、だから購入。『東京読書 ― 少々造園的心情による』を読み終えてばかり。『東京本遊覧記』同様いい本だ。
- 平井一麥 『六十一歳の大学生、父野口冨士夫の遺した一万枚の日記に挑む』 文春新書 これはすでに図書館本で読了。買い忘れの一冊。いま野口さんの本を読む人がいるのだろうか。