集英社「コレクション 戦争と文学」6月刊行

古本万歩計」に集英社の「戦争×文学」についての記事と書店で見つけたパンフレットが掲載されていました。

集英社の創業85周年企画であるこの「コレクション 戦争と文学」は2011年6月に刊行、8月以降毎月一巻ずつ出版、全20巻+別巻になるそうです。

このコレクションの特色のひとつですが、編集委員浅田次郎奥泉光川村湊、高橋敏夫、成田龍一、編集協力:北上次郎。皆さん、戦後生まれで、若い方々です。

「古本万歩計」の記事には、最後にこのコレクションの装幀がクラフト・エヴィング商會クラフト・エヴィング商會については「クラフト・エヴィング商會同盟」に詳しい情報あり。)と書いてありました。

この広く重く深いテーマをどう表現するのか。このパンフレットに見本が掲載されています。らしいデザインです。この装幀も愉しみです。

また、各巻テーマを表現する「一文字」を書家の華雪さんが書き下ろすそうです。これも新しい試み。その見本もパンフレットで見ることができます。

戦争が身近で遠い時代、いや戦争が遠い身近な時代であればこそ、戦争と文学について考えてもらいたい、その意図がどこまで読者に届くか。これからが勝負です。