「spin」終刊

今日の「daily-sumus」は「spin」8号の紹介をしています。 表紙から内容の紹介と続きますが、目次を見ていると、読んでみたい記事を発見しました。それは「珈琲漫談 2 多田進さんの仕事場にて」。

当ブログでも多田さんのブログ「白の余白」を取り上げ、その端正で堅実な仕事を紹介しました。このブログ二掲載の装幀を見ると、多田さんの装幀がどんなものであるかを理解してもらえると思います。

ひと言でいえば、プラスの美学というよりも、マイナスの美学か。何かを足すことによって、自分のイメージを形にするのではなく、最初のイメージから不要なものを引くことによって、独自のイメージを作り上げていく。そんな印象です。

今度書店に行き、この「spin」8号を見てみたいと思います。と、思って、「古本ソムリエの日記」を読んでいると、次のように書いてありました。

<「spin」8号が入荷しました。
こんないい雑誌が終刊とは残念なことです。
この8号も、とても楽しい号になっています。>



「spin」8号 (みずのわ出版)