「MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店」へ

渋谷に所用で行き、ついでに東急百貨店の7階にオープンした「MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店」を見て来ました。店名が長い、店が大きい、本が多い、そしてとにかく広いのです。

端から端まで見ると、実際にはそんなことはないでしょうが、どのくらい時間がかかるのでしょう。通路には椅子もあり、見えにくい喫茶もあり、ゆっくりはできるのですが、その本の量には圧倒されます。

しかし、この店の棚を見ていると、こんな本もあったのか、あんな本もあったのか、目新しく、すぐ手に取ってしまいます。大型書店は相当数の在庫が見れる。それが最大のメリットです。

書店は見るだけなら図書館と同じです。違うのは借りるか、買うか、ぐらいです。整然と並べられた専門分野ごとの棚をゆっくり見るのなら、半日、いや一日いてもいいような思いました。

ただそれだけ眼がもつかどうか。最近は活字を見過ぎると、眼にきます。実際に眼力の衰えも感じています。あまりムリをすると、肩にまできます。それでも、本を読み続けます。これは一種の数寄でしょう。

そうこうしながら、一巡できませんでした。何冊か気になる本があったのですが、何も買わずに帰ってきました。そう1冊買ったら、とめどなく買いそうで、自分が怖くなりました。

その書店にはそれだけいい本が揃っているのです。その書店は時間も忘れるほど充実した空間なのです。