今日は古本屋めぐり
今日は昨日の「みちくさ市」の整理をし、午後は10/9の「秋も一箱古本市」に向けて、古本屋めぐりをしました。今日も湿度が高く、じっとりした汗。さらに、昨日の疲れもあり、少しけだるさを感じました。が、いざ出陣。
いつもの一巡コースを歩きました。その中の古本屋さんが、最近どうもピンとこなかったのですが、今日は違いました。予想外にいい本を購入することができました。まずまずでした。
以下、本日の購入本です。
- 前田愛 『幻景の明治』 朝日新聞社
- 三國一朗 『鋏と糊』 自由現代社
- 安田武 『遊びの論』 永田書房
- 中野重治 『鷗外 その側面』 筑摩書房
- リービ英雄『日本語を書く部屋』 岩波書店
- 高橋新吉 『禅と美学』 宝文館出版
- 平野甲賀 『「装丁」術 好きな本のかたち』 晶文社
- 白石かずこ『アメリカン ブラック ジャーニー』 集英社文庫
- 山川静夫 『或るアナウンサーの一生』 文春文庫
- 清水俊二 『映画字幕五十年』 ハヤカワ文庫
例えば、高橋新吉さんの『禅と美学』はあまり見ない本です。全般に思っていたより状態がよく、ヤケが多少あるくらいでした。そして、装釘がなんと北園克衛さんでした。これは◎です。
また、平野甲賀さんの『「装丁」術 好きな本のかたち』を買いました。平野さんのデザインの考え方から履歴にいたるまで知ることができます。ブックカバーにシミ、ヤケ等ありました(これが残念!)が、今では探すのもむずかしいので購入しました。
あの、白石かずこさんの文庫をは見つけたというより、発見!したといったほうがいいのかもしれません。白石さんの本を探しているのですが、そう簡単に見つけることができません。白石さんの本を安く探そうというのがムリな話です。
まだ「秋も一箱古本市」まで時間がありますので、「みちくさ市」の雪辱戦 (少々大袈裟ですが)として、じっくり品揃えをし、当日臨みたいと思っています。
※晶文社 シリーズ「日常術」1986-1987 を掲載しました。ご覧下さい。
- 群ようこ「編物」術・毛糸に恋した ( シリ-ズ「日常術」1 )
- 平野甲賀「装丁」術・好きな本のかたち ( シリ-ズ「日常術」2 )
- 吉本由美「一人暮し」術・ネコはいいなァ ( シリ-ズ「日常術」3 )
- 室謙二「ワ-プロ」術・キ-ボ-ド文章読本 ( シリ-ズ「日常術」4 )
- 三好礼子[バイク]術・走れ,いい女 ( シリ-ズ[日常術] 5 )
- 斎藤晴彦「音楽」術・モ-ツァルトの冗談 ( シリ-ズ「日常術」6 )
- 宮谷史子「子供服」術・こんなもの着たいナ ( シリ-ズ「日常術」7 )
- 田川律「台所」術・なにが男の料理だ! ( シリ-ズ「日常術」8 )
- 赤木かん子「book」術・子供の本がいちばん! ( シリ-ズ「日常術」9 )
- 戸井十月「健康」術・気持いい体がほしい ( シリ-ズ「日常術」10 )
- 楠かつのり「ビデオ術」・遊んでみよう ( シリ-ズ「日常術」11 )
- 片岡義男「本読み」術・私生活の充実 ( シリ-ズ「日常術」12 )
- 今江祥智「童話」術・物語ができるまで ( シリ-ズ「日常術」別冊 )