新宿のJ書店へ

仕事を終え、新宿で降り、書店へ向かいました。今日は水曜日。古本屋めぐりではなく、新刊書店に立ち寄りました。今月の新刊本、新書、文庫と見て廻るだけでも、それなりに時間がかかります。

本を眺めながら、月々の新書情報がないので、新書を見落とすことが多くなっていることに気づきました。単行本と文庫はネット上から新刊についてチェックをしていますので、問題ありません。

では新書はどうチェックするのか。すでにブックマークしていたブログ「新書情報室」を見ることで、チェックしようと思います。また、その文庫版「文庫情報室」も見るようにすると、文庫の見落としもなくなります。

新書の何を見落としたかというと、次の2冊、ともに光文社新書です。


街場のメディア論 (光文社新書)         森山大道 路上スナップのススメ (光文社新書)



内田さんの本は「街場の・・・・・」シリーズの1冊、そのメディア篇です。相変わらずのよく書き、よく話します。潜在力はブログでも遺憾なく発揮されています。同ブログはアクセス件数が多く、時々ブログが読めない場合があるくらいです。

森山さんの『路上スナップのススメ』が目に留まり、手に取ると、一気に読みきってしまうくらいの本です。森山さんの写真がふんだんに掲載されています。2007年、『遠野物語』を出したのも光文社か。

森山さんの写真集で文庫化されたものは次の通りです。


犬の記憶 (河出文庫)     犬の記憶 終章 (河出文庫)     遠野物語 (光文社文庫)



そして、新書の帯にこう書かれていました。

森山式スナップの心得
●大事なのは"撮りたい"という「欲望」
●とにかく表へ出て、歩け!
●理屈は後からでもつけられる。とにかく撮れ!
●何でもよく見て、気になったものを全て写せ!
●商店街のスナップでは、必ず往復。
●デジカメは、撮ったものを逐一見返すな!

この新書、読んだら、すぐに街に出たくなります。久しぶりにデジカメを持って。