宝島社の書店と広告

このところ宝島社の販売促進が目立ちます。まずは東京リブロ池袋本店に、「宝島社書店」をオープンしました。また、同社の9/2の見開き新聞広告は大いに注目されました。

先の「宝島社書店」はすでに今年4月〜5月にかけて紀伊國屋書店福岡本店でテスト・トライをしています。その結果がこれまでの同期間における平均販売冊数に比べて90%増を記録したそうです。

その2弾として、9/1にリブロ池袋本店内に「宝島社書店」をオープンしました。同社では他の書店からの申し出もあり、今後も「宝島社書店」を書店内で展開し、ブランドとして育てていきたい意向です。

これから、丸善丸の内支店の松丸本舗のような発想で、宝島社独自の商品内容や商品構成をし、新しいかたちのショップ(「製造小売店」)を企画・運営していくそうです。

また、今年の宝島社の広告は「日本の犬と、アメリカの犬は会話できるのか」というコピーと2匹の犬の写真で構成されています。例年コピーが効いている広告なのですが、今年はどうでしょうか。

同社のいままでの企業広告を見たくなり、ネット検索をすると、同社のHPの中に、企業広告のページがありました。そこで、1998年から2010年までの同社の企業広告をすべて見ることができます。

例えば、2003年の広告美輪明宏さんをメインにした写真と「生年月日を捨てましょう」というコピーで構成され、すごくインパクトがありました。一見、何を考えているのか、と思わすところが宝島社です。