高田宏のエッセーとは

<エッセーとはとりわけ、とらわれない心の上に成り立つものです。権威とか常識とか、そんなものから自分の心を解き放って書くこと。― ですから主題は無限に多様です。表現も多様です。ただ、そこにはいつも、しなやかな心が生きていなければなりません。文章の張り(あるいは論理)も、ユーモアも、そこから生まれてきます。>
高田宏 『エッセーの書き方』 (講談社現代新書) p12-13