台風通過、日日是好日

読書ブログを読んで、これはという本を見つけたりすると、何だか嬉しい気持になります。これは本だけではなく、人であれ、絵であれ、音であれ、映画であれ、芝居であれ、同じです。

見たい、読みたい、聞きたいものを見、読み、聞くこと。見、読み、聞いたあと、よかったと思うこと。これは衣食住遊の最後の「遊」を満たしてくれます。

万一、そうでなくても、それらの良し悪し、ことの真贋を見極める力をつけることができます。まだまだ勉強なのだと謙虚に思い、また新たに試みることを通して、日日是好日といえる心境をめざします。

こんなことを書き始めたのは「文庫大好き」の8/12<日日是好日−「お茶」が教えてくれた15のしあわせ>を読んだからです。

この本はこういう本で、著者は何を言いたく、それについて自分はどう思うかをはっきり書いています。こうした端的で明快な本の紹介を読むと、この本を読んでみたくなります。

日日是好日、自然体で美しく生きよう。読み手も清々しい気持ちになれる好書だ。>

こう結ばれると、さらにその意を強くします。まずはブログを、そしてこの本を。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)