4つの書評

毎日その日の夜か翌日の朝にブログめぐりをしています。はてなのアンテナに登録してあるのが100以上あります。いつも更新されるのが、50から60ぐらいか。ほぼ本に関係したブログです。

日々これだけの「読書ブログ」を読み、気になる記事についてブログの記事を書いています。メモであったり、コメントであったり、身辺雑記も含め、毎日の出来事を綴っています。

これだけ多くの情報が氾濫している中で、何をどう読めばいいのでしょう。その指針として書評の役割が大事になります。書評によって、まずその本を知ってもらい、読みたい気持ちを呼び起こすことができるかどうか。

今日アンテナでキャッチした3つの書評はそれぞれにいい内容です。これを読むと、その本をぜひ読んでみようという気持ちになります。これが書評の力です。

山本善行さんの書評はブログの記事です。長田弘さんの詩集を取り上げ、岡崎武志さんが「okatakeの日記」でそのフォローをしています。見事な連携です。また、蜂飼耳さんもちょっと気になる詩人です。

そして、書評は次のように結ばれるのが理想なのでしょう。

<このようにクリスティーの創作過程を明らかにする本書を読むと、わが本棚にずらりと並ぶ彼女の作品をすべて再読したいという気分が高まってくる。それほどまでにクリスティーの魅力を再認識させる、まことに面白い本である。>

これは「毎日jp」の「今週の本棚」5/16 に掲載されている、アガサ・クリスティー/ジョン・カラン著『アガサ・クリスティーの秘密ノート 上・下』(ハヤカワクリスティー文庫)の井波律子さんの書評です。

ケンブリッジ・サーカス (SWITCH LIBRARY)         夕暮の緑の光――野呂邦暢随筆選 《大人の本棚》


詩ふたつ        アガサ・クリスティーの秘密ノート(上)(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)