ブログめぐりから

1. 恵文社一乗寺店の店長 堀部篤史の「店長日記」がリニューアルされました。「店長日記」も「店長ブログ 何を読んでも何かを思い出す」に変わっていました。

このリンクをクリックすると、もうすでに「ペンギンブックスのデザイン 1935-2005」と「エドナ・ウェブスターへの贈り物」の記事が書き込まれています。

<情報の価値や伝播の仕方が急激に変化する中で、ウェブ上で批評や意見を述べることの意味についても改めて考え直し、価値ある内容のものを書けるよう努力します。>

とは堀部店長の話。

2. 論創社のHPに掲載の小田光雄さんの「出版状況クロニクル」が今回で休載になりました。次回からは小田さんのブログ【出版・読書メモランダム】に引き継がれます。

3. 「half-moon street 125」の3/30の記事「茫々たる髪と過去をきげんよく整えよう」で decoさんが次のように書いています。同感!です。

藤田三男『榛地和装本』(ウェッジ)、新本としては驚くほど美し本で、大満足。ウェッジ文庫なきあと、服部さん編集の本が単行本として出ることに期待する。>

4. 「カフカ指数」という言葉があるそうです。それは何か?

<井上はいう。「限りなく善良な人間の、限りなく痛ましい文学。その気高い『悲傷』こそ『カフカ指数』の謂でなければならない。願わくは『カフカ指数』が、世の腐敗した役所のみならず、世のなべての理不尽な権威・権力を『恥じ入らせる』、警鐘とならんことを」>

この話は紀田順一郎さんのブログ「書斎の四季」の4/1「カフカ指数について」に掲載されています。

5. 「週刊読書人」2010年4月9日号・2833号のトップ記事に注目です。

特集は「電子書籍元年を迎えて— 書籍の電子化の中で、書店、書き手、読者は、どう変わるのか」をテーマに『紙の本が亡びるとき?』(青土社)の前田塁さんと『書物の変』(せりか書房)の港千尋さんが対談をしています。

ともに、書籍の電子化について本を出版しています。この対談は時流に合った企画です。全文が読みたくなりました。