新橋大古本市まつり
今日は新橋大古本まつりに行ってきました。朝から雨降りで、午後ようやく曇り、夕方僅か陽射しが雲の隙間から差し込んでいました。雨の日の古本市は売上げが伸びないといわれていますが、果たしてどうでしょう。
夕方、私も新橋の会場に行きました。すでに雨が上がっていました。雨よりも寒さの方が身に堪えました。本をみている人たちも冬の服装ですが、それでも寒そう! 真冬の寒さです。
丁度仕事を終えたサラリーマンが帰る時刻でした。そのせいか多くの人が立ち寄り、古本を物色していました。多忙な店もあれば、閑散としている店もありました。
今日が初日なので、古本の品揃えは量的には問題なしですが、質的には?の店もありました。 いい本はそれなりにいい値段でした。値段を予測して見てみると、全般に少し高い気がしました。
それともうひとつ感じたことは、いままでの古本屋さん同様に、ただ本を並べるのではなくのでなく、意図のある品揃えをしてほしいと思いました。自分で探すことも大事なのですが、こちらからの提案も必要でしょう。
販促面では2店舗が均一コーナーを設けていました。また、1店舗だけ1冊200円、3冊500円のセールをやっていましたが、欲しいという本はありませんでした。あれば、確かにお買い得です。
とにかく寒いので、1時間もしないうちに退散しました。今日は寒さに対抗するだけの気力がありませんでした。
[本日の購入本]
- 村松友視 『力道山がいた』 (朝日文庫)
- 宮本常一 『民族学の旅』 (講談社学芸文庫)
- 野口武彦 『忠臣蔵』 (ちくま学芸文庫)
- 矢野誠一 『女興行師 吉本せい』 (ちくま文庫)
- 豊浦志朗 『叛アメリカ史』 (ちくま文庫)
- 窪田般彌 『カザノヴァ』 (ちくま文庫)
- ラーフ・フォックス(由良君美訳)『ジンギスカン』 (ちくま文庫)
- 竹田米吉 『職人』 (中公文庫)