雨の日の午後、図書館で

雨の一日でした。こんな日は家にいて読書三昧。と思ったのですが、図書館から予約本が届いたとの連絡があり、真冬の寒さの中、図書館に行ってきました。寒さのせいか、図書館に来る人は少なく、ゆっくり本を見て回りました。

予約していた本は次の2冊。

さらに、書棚から何冊か本を選び、ぱらぱらと読み始めました。読んだ本は『桜庭一樹読書日記』。同書「少年になり、本を買うのだ」と『書店はタイムマシーン』(東京創元社)でした。桜庭さんのブログをまとめた本で、読みやすかったので、2冊一気に読んでしまいました。

その中で、気になる本が1冊あったのでメモしました。

<(前略) 昨日から読んでる『名編集者エッツェルと巨匠たち−フランス文学秘史』(私市保彦)。十九世紀半ば、ジュール・ヴェルヌを発掘し、バルザックの《人間喜劇》を刊行し、ゾラ、ジョルジュ・サンド、ボードレールと関わり、斬新な企画でつぎつぎベストセラーを生み出した、フランス一の名編集者、ピエール=ジュール・エッツェル。一方で、代表的な一八四八世代(二月革命の世代)、つまり時代の申し子的な若者でもあった彼は、二月革命の陰の立役者となり、臨時内閣の中枢でなぜか暗躍もしてみた。後にいろいろあってナポレオン三世に追放されると、ヴィクトル・ユーゴーとともにベルギーまでスタコラ亡命した。出版界の『三銃士』みたいな、痛快でやがて寂しきスーパー・ノンフィクション。>

私も読んでみたくなりました。このピエール=ジュール・エッツェルは編集者として、黒幕として、十九世紀半ばに亡くなりました。が、「事実は小説より奇なり」の物語です。その人自身とその時代について知りたくなりました。

名編集者エッツェルと巨匠たち―フランス文学秘史



夜は自宅でブログめぐりをしました。日々膨大な情報がネット上を行き交い、その中から必要な情報を抽出し、読解をしています。まずは本に関する情報、次に自分の関心のある情報を読んでいます。

当店のHP、ブログを点検しましたが、例えばリンクです。いいサイトがあれば登録していきます。すでに登録済みのサイトはそのままで、半年以上もメンテナンスを行っていません。「入超」の状態が続いています。

今日はふと思いついて、リンク切れのサイトをチェックをしました。いくつものサイトがリンク切れでした。情報は常に最新にすることが必要です。登録サイトのメンテナンスは最低半年に一度はやりたいものです。