「書標」2月号 特集 内田百輭

ジュンク堂書店の「書標−ほんのしるべ」2月号の特集は内田百輭です。当ブログでは最近の同誌の特集を取り上げています。小さなメディアでも企画しだいでいい特集が組めます。

今回の特集は限られた紙面の中で、内田百輭の主な作品を紹介しながら、その関連、交流、周辺の話を取り込んだ内容になっています。

<中学時代から親しんでいた琴は発表会を催すほどの腕前で、後年宮城道雄に師事するうちに彼の文章の師匠となり、やがては生涯の知己となる。『新編 春の海 宮城道雄随筆集』(岩波文庫・宮城道雄著・七三五円)はそうして出版されたものの一つで、宮城の文章をすべて百輭の校閲を通して世に出たという。>

内田さんと宮城道雄さんとの交流については今回の特集で知りました。「なるほど」から新しい見方・考え方が生まれます。

同特集の中で取り上げられていた内田百輭さんの作品は次の通りです。但し、掲載の『ノラや』の表紙は最新のねこの写真のものではありません。

冥途       ノラや (中公文庫)


御馳走帖 (中公文庫)       第三阿房列車 (新潮文庫)