「本よみうり堂」読書委員の1年より

Books News」を見ていたら、<「本よみうり堂」読書委員 この1年 >というテーマで、各読書委員の方々が今年を振り返っていました。それぞれいろいろなことがあった1年でした。それを簡にして要を得た短文でまとめてありました。

何人の読書委員がいるのでしょう。見てみると、18人の皆さんが「本よみうり堂」の書評担当をしていました。その中でも、気になったのが次の方々です。

すでに黒岩さんのブログ「古書の森日記 by Hisako」でご承知の通り体調が良くない状態で、堺利彦の評伝を書いています。また、古本についての本も同時併行しているようです。ご自愛下さい。

すでに松山さんについては当ブログで何回か取り上げています。今年は共著のみ? もっと書いてもらいたい書き手のひとりです。来年大いに期待したいと思っています。

音のない記憶  ろうあの写真家 井上孝治 (角川ソフィア文庫)       とんぼの本 須賀敦子が歩いた道



また、今年で読書委員を辞める綿矢りささんは<書評はバラから香水を作るように、煮つめて極上のエッセンスをしぼり出す作業に似ていた>と書いていました。これはいい表現です。なるほどと思い転載しました。