古本屋めぐり
今日は晴れ。コートが要らないくらいの陽気でした。また明日から寒くなるとか。いままで古本屋めぐりができなかったので、今日は思い切って古本屋めぐりをしました。
いつもの神保町から自由が丘へ足を延ばしました。収穫はまずまず、いままでになく冊数が増え、なんと11冊。いつもの5冊に比べると、確かに多いのですが、こういう時もあっていいでしょう。
[本日の購入本]
- 堀田善衛 『堀田善衛 上海日記』 (集英社)
- ねじめ正一 『荒地の恋』 (文芸春秋)
- 鶴ヶ谷真一 『書を読んで羊を失う』 (白水社)
- 須賀敦子 『塩一トンの読書』 (河出書房新社)
- 吉阪隆正 『私、海が好きじゃない・吉阪隆正評論集』 (アグネ)
- 獅子文六 『わが食いしん坊』 (角川春樹事務所−グルメ文庫)
- 島田雅彦 『天国が降ってくる』 (講談社文芸文庫)
- 桐生悠々 『畜生道の地球』 (中公文庫)
- 吉田洋一 『数学の影絵』 (河出文庫)
- 円地文子 『江戸文学問わず語り』 (ちくま文庫)
- 平野恵理子 『和ごころ暮らし』 (ちくま文庫)
『堀田善衛 上海日記』は昨年出た本ですが、格安で手に入れることができました。また、ねじめさんの『荒地の恋』も購入することができました。いままで買おうか買うまいか、悩んでいたのですが、思い切りました。
文庫は何といっても、桐生悠々『畜生道の地球』でしょう。棚で見る限り、変な書名だという印象がありましたが、著者を見ると、あの桐生悠々の文庫でした! 急いで棚から抜きました。
知らないといえば、吉阪隆正評論集も知りませんでした。建築家として名前は知っていましたが、評論集は初めてみました。それが何と均一棚に並んでいました!
古本屋めぐり、本さがしは必ず!(驚き)があります。そういう本と出会えただけで満足です。出会いの不思議。本も人も同じです。今年もいろいろな本に人に出会うことができました。まずは感謝を。