今日は本を5冊買って

ブログを見ていると、酉の市の記事が掲載されていました。もうそんな時期なのです。10月から年末に向かって、なんとなく気ぜわしくなってきています。来月はもう12月、師走。今年もあと一ヶ月で終了します。

今日ブログめぐりをしましたが、目立った記事も少なくなってきたような気がします。イベントも各古書店開催の古本イベントは続きますが、11/23(月)のみちくさ市で今年の古本フリマも終了します。

「読書で日暮らし」の11/16「すべからく積極策をとるべし」を読んでいると、植草甚一さんの言葉が見つけました。

<すべからく積極策をとるべし。最初に入った店で、買おうかどうかと迷う本があった場合には、思い切って買ってしまうこと。>

これは椎名誠さんの『素敵な活字中毒者』(集英社文庫)に掲載されている植草甚一の「JJ氏と神田神保町を歩く」からの引用です。

岡崎武志さんもこれと似たことを言っていました。古本を買い場合はまずははじめの一冊を思い切って買うこと。これで古本を買うのに勢いがつくといいます。

素敵な活字中毒者 (集英社文庫)



そんな勢いをつけて、水曜日 ( 水曜日は古本の日と決め、古本屋めぐりをしています。最近は不定期になっていますが。) でもないのに、今日は本を5冊買ってしまいました。

まず、ちくま文庫の2冊はいままで持っていない文庫なので購入しました。次の中公文庫は大正から太平洋戦争気に日本で流行った演歌・流行歌に携わった人たちを描いた内容です。

( 最近歴史に関心があります。これは半籐一利さんの影響か。)

また、藤原さんの同じ題名の単行本は持っていますが、文庫を持っていなかったので購入。今回の拾い物は何と言っても松浦弥太郎さんの『 今日もていねいに。』。この一冊。

今日もていねいに。



( そういえば、松浦弥太郎さんの新刊『最低で最高の本屋』が11月の集英社文庫から出ていました。これで『本業失格』(同文庫)と併せて2冊が文庫になりました。*1 )

       最低で最高の本屋 (集英社文庫)


*1:集英社のこの2冊のカバーデザインを統一したものにできないのでしょうか。単行本のデザインはそれなりにシンプルなのですが、文庫のそれはどうも。見た目も大事ですから、カバーデザインひとつ等閑にはできません。