「秋も一箱古本市」出店

「秋も一箱古本市」に出店しました。朝から雲行きがあやしく、家を出る前に小雨! 開催するのかしないのか不安でしたが、会場へ向かいました。

会場のライオンズガーデン谷中三崎坂に着くと、すでに何人か待っていました。10時過ぎに事務局から注意事項についての話があり、場所決めをして、準備に取り掛かりました。

春の一箱に比べると、箱のサイズがひと回り大きくなりました。それに合った箱を探すのが大変でしたが、出品の本の数が増えるので、これは出展者にとっては吉報でした。(私には本が重すぎて凶報でした)

11時準備が整い、いよいよオープン。隣りは「ミュウ・ブックス」さんとSCOREさん。「ミュウ・ブックス」さんは一箱だけでなく、みちくさ市の常連さん。SCOREさんは今回初めての出店だそうです。

オープンしてしばらくすると、突然の雨! ライオンズガーデン谷中三崎坂の会場はマンションの入り口で屋根もあり、問題はありませんでしたが、他の会場は大変だったようです。

どのくらい降っていたでしょうか。雨が上がり、一箱古本市再開。

午後になると、雲のすき間から青空がのぞき、どんどん雲が切れ、晴天になりました。最初からこの天候であればよかったのですが、こればかりは天のみぞ知る、です。

谷中まつり等も行われ、晴れて陽射しが差してくると、人の往来が増えました。それに伴い、本も売れ始めました。後半はいつものペースになり、4時30分で「秋も一箱古本市」を終えました。

合間、各会場を廻ろうと思いましたが、行ったのはアートスペース・ゲントのみ。目当てはもとよりとみきち屋さん。今回は中平卓馬さんの本が出ているとの情報をブログで読み伺いました。

相変わらず硬派な本を並べていますが、いつも本がきれいで、一箱に出ない本を見ることができました。私は中平卓馬さんの『なぜ、植物図鑑か』(ちくま学芸文庫)を買いました。

今回、いの一番に購入いただきました甘夏書店さん、
ダイバーさん( もなかをいただきありがとうございました。)、
南陀楼さん、退屈男さん、NEGIさん、古本Tさん、とみきち屋さん、
onakasuitaの小川さん、ミュウ・ブックスさん、SCOREさん
妖怪猫女さん( どういう人か?でしたが、お会いできて普通の人でよかった。)等など。

多くの方にお越しいただき感謝しています。またご購入いただきました皆様、本当にありがとうございます。そう、事務局の皆様にもお礼を。また、来年春の一箱古本市でお会いしたいと思います。

なぜ、植物図鑑か―中平卓馬映像論集 (ちくま学芸文庫)