10月書籍新刊情報
9/15の「悪漢と密偵」より、10月の書籍新刊情報が掲載されていました。その中から、気になる本を3冊紹介します。やはり、10月の新刊の中では小尾さんの『昨日と明日の間 編集者のノートから』がまず読んでみたい一冊です。この本9月発売予定。
- 小尾俊人『昨日と明日の間 編集者のノートから』(幻戯書房) 9/- 3,780円
- 紅野謙介『検閲と文学 1920年代の攻防』(河出書房新社) 10/8 1,260円
- 石原千秋『読者はどこにいるのか 書物の中の私たち』(河出書房新社) 10/8 1,260円
石原さんの本を検索すると、すでにamazonにその本の情報が掲載されていました。表紙画像も掲載され、「河出ブックス」と表示されていました。
新シリーズの創刊?
気になったので、検索すると、河出書房新社が10月から創刊する新しい選書シリーズの一冊でした。石原さんの本だけでなく、紅野さんの本も同シリーズの一冊です。
「新文化」に「河出ブックス」についての記事がありましたので、参考までにメモしておきます。
<選書シリーズ「河出ブックス」は10月10日に6点で創刊予定。さまざまなジャンルを扱う書き下ろしシリーズ。
創刊タイトル(すべて仮題)は『読者はどこにいるのか』(石原千秋)、『教養としての日本宗教事件史』(島田裕巳)、『「格差」の戦後史』(橋本健二)、『検閲と文学』(紅野謙介)、『脳科学の真実』(坂井克之)、『日本の植民地建築』(西澤泰彦)。
創刊以後は12月から毎月2点、10年4月から隔月2点以上で刊行。B6判・ソフトカバー・平均 224頁・平均定価1200〜1300円・初版平均8000部。>