本の森の中で

今日の昼間はかなり暑く、上着を脱ぎ、手に持って歩きました。暑い夏が戻ってきました。このところ暑かったり寒かったり、少し寒暖の差が激しい気がします。

今日のブログめぐり。目立った本の情報がなく、あえて挙げるとすると、ゴマブックス民事再生法の適用申請をしたこと。しかし、こうしたことにも慣れて、あまり驚かなくなりました。

そのあと、昨日から引き続き、本の整理をしました。棚にある本は背表紙が見えるので、すぐわかりますが、積読本はひとやまずつ崩し、本を確認しました。

例えば、以前に注文のあった谷川雁さんの『意識の海のものがたりへ』(日本エディターズスクール出版部)。あの時はないものと思って注文を断ってしまいました。いまそれがここに?

谷川さんの本といえば、内田 聖子『谷川雁のめがね』(山人舎)という本もあったことを思い出しました。面白そうだと思い買ったのですが、まだ読んでいません。まだあるはずですが?

この本を探しましたが、見つからず。どこに隠れてしまったのか。あの本があれば、この本がなし。きちんとした本の管理をしないと、こういうことになります。

次に見つけた本が松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』(PHP)です。この本は買ったまま積読本の山に埋もれていました。

その本の中に「読書という旅」というエッセイがあります。その中で松浦さんは次のように言っています。

<「自分のなかに、余白がなくなってきた」と思ったとき、僕は旅に出ます。それと似た感覚で、ちょっと気分を変えたいときに、本を読みます。>

<「一日一冊読もう」とか「全巻を読破しよう!」と意気込むのではなく、本とのつきあいは、もっと自由に楽しめる気がします。>

<本とのつきあいは、もっと自由に>。そうしたいものだと思い、本を閉じました。こうした寄り道もまたよし。本の森の中で彷徨っていると、いつの間にか時間を忘れます。

今日もていねいに。