古本屋めぐりと「犀の本」
早いもので3連休も最終日。この3日間があっという間に過ぎてしまった。初日は家でのんびりと、2日は街と映画へ、そして今日は古本屋めぐりをしました。こうしてゆったりと過ごしたのも久しぶりです。
この連休でどうにか脱力感から幾分解放されたようです。心身はなだめながらすかしながら付き合っていくしかないのです。また明日から仕事ですが、どうも憂鬱な気分になってきました。
気分転換!
今日の古本屋めぐりでの収穫はというと、予想以上の成果を上げることができませんでした。これでは納得できない、と巡る店を増やしてみても結果は同じ。あまり深追いせずに4店で終わりとしました。
[本日の購入本]
- 井上理津子 『はじまりは大阪にあり』(ちくま文庫)
- 石山修武 『笑う住宅』(ちくま文庫)
- 茂木健一郎 『生きて死ぬ私』(ちくま文庫)
- 黒川伊保子 『恋するコンピュータ』(ちくま文庫)
- ジャン・コクトー『ぼく自身あるいは困難な存在』(ちくま学芸文庫)
- 川西政明 『「死霊」から「キッチン」へ 』(講談社現代新書)
- 小田島雄志 『ハムレットと乾杯!』(晶文社−犀の本)
最後の晶文社の「犀の本」は新書版サイズで、16冊出版されました。晶文社の本は相変わらず蒐集しているのですが、この「犀の本」はなかなか集まりません。※が持っている本。
- 島尾敏雄 『忘却の底から』
- 片岡義男 『彼とぼくと彼女たち』※
- 小野二郎 『ベーコン・エッグの背景』※
- 長谷川四郎『文学的回想』
- 粉川哲夫編『これが「自由ラジオ」だ』
- 植草甚一 『鬼平対甚一』
- 篠田一士 『読書三昧』※
- 竹内敏晴 『子どものからだとことば』※
- 坂田明 『笑うかどで逮捕する!』
- 小沢信男 『いま・むかし東京逍遥』※
- 小野耕世 『いまアジアが面白い』
- 林光 『私の日本音楽史』
- 金子勝昭 『中年に何ができるか(不合格編)』
- 内田修 『ジャズが若かったころ』
- 藤本和子 『ペルーからきた私の娘』
- 如月小春 『はな子さん、いってらっしゃい』※
まだ先は長いのですが、諦めずに蒐集していきたいと思います。なぜ人はこうしたものを集めたがるのか。変な、妙な習性ですが、これもまたひとつの愉しみ。このこだわりがあるから、文化は生き残ってきたのではないか。少々大袈裟ですが、そう思います。